家族や友達、上司や職場関係など誰に対してもプレゼント選びに時間がかかってしまう。
結局何にすればいいのか分からない…
と悩み込んでしまう人に多いのが考えすぎです。

「どんなものが喜ぶかな？」
「こういう感じのもの使うかな？」
「確か、趣味はアレだったよな…」

など相手に喜んでほしい、不要だったらどうしよう、
と相手の気持ちを深く考えてしまう気質から疲れてしまいます。

そんなプレゼント選びの時が来るたびに苦手意識が加速されていくのです。

相手のことを深く思って、
「絶対に喜んでもらえるものを！」
「これだと他の人と被らない！」
など100点満点のプレゼントを探し求めている人。

完璧主義の人が多い傾向にあります。

完璧なプレゼントを探しているうちに空回りばかりして疲れてしまいます。
そして結局日にちだけが過ぎ…バタバタと「これでいっか！」となってしまう事も。

何ヶ月も前からプレゼント選びのことで頭がいっぱい。
なんてことも少なくないのではないでしょうか？

例えば相手が「海が好き」な人だとすると、
・海の波が好きなのか
・マリンスポーツが好きなのか
・海に生きる動物が好きなのか…

など、選択肢が多数出てきます。

その中から「海に生きる動物が好き」という項目に絞って
そこからまた
・イルカが好き？
・クジラが好き？
・熱帯魚が好き？

どんなものが好き？
・マグカップ？
・モバイルグッズ？
・洋服や小物？

など深掘りしてカテゴリーまで絞ることができます。

また、苦手なものをチェックすることを忘れずに。

アレルギー体質は重要。
食べ物はもちろん、犬猫エレルギーなど、分かりやすいものでいいので
把握しておくと尚良しですね。

それだけで相手への気遣いが伝わるでしょう。

「無難」なプレゼントなのが食べたらなくなるもの。
つまりお菓子などの日持ちする食品を選ぶのがいいでしょう。

日持ちするお菓子なら、
例え相手が食べない・好みに合わないものだとしても
家族が喜んで食べてくれたり、他の誰かにあげることができます。

甘いもの・しょっぱいものどちらにせよ、
「無難なプレゼント」として間違いないです。

例えば、ハンドクリーム・入浴剤など。

よく使っているところを見かけるな、と当てはまる人なら
１つの選択肢としてアリでしょう。

ただ１つ注意点として、
これらは「匂いの種類が豊富」だということ。

匂いによっては苦手だったり、肌に合わないなどの理由で
使わない可能性もあります。

事前にどのような匂いのものを使っているか？
苦手な匂いはないか？など確認した方が良さそうです。

分からない場合はプレゼント候補から外す、もしくは
「良かったら使ってね」くらいの気持ちでいることが大事。

使っていないからといって、
「なぜ使ってないのかな？」などと気にしたり傷ついたりする必要はありません。

相手が喜ぶものを。と考えるのがプレゼント選びとしてベターですが、
自分が気に入っているものや好きなものを共有できる楽しさもあります。

自分にとってお気に入りのものを共有したい！
そんな気持ちでプレゼントを贈るのも素敵なことです。

気を付けるポイントは恩着せがましくならない程度の価格やものを選ぶこと。

相手が「こんな可愛いものあるんだ！」「素敵なものを教えてくれてありがとう！」
などといった好意的な受け取りができるような価格やものにすることで、

「おすすめしたいほど良かった」という感動と、
喜びや嬉しさが共有できる楽しさを味わうことができます。

これは最終手段だとも言えます。

聞けるような間柄であれば、直接聞くのもアリ。
喜ばれない、趣味ではない、自分の欲しいもの以外はちょっと…
というハッキリした相手であれば、
確実に喜んでもらえるものをプレゼントする方がこちらも安心ですね。

プレゼント選びが苦手な人は、とても優しくて思いやりのある人。

相手のことを考えすぎて選べない。選ぶのに時間がかかってしまう。結局決められない。
ということです。

しかしちょっとしたコツと考え方さえマスターすれば、
プレゼント選びも苦痛にならず、むしろ選ぶ時間さえ楽しめます。

ぜひ今回紹介したコツを参考にしてみてください。

あなたが一生懸命考えて選んだプレゼントなら、
どんなものでも喜んで受け取ってくれるはずです。